従来これらの働きは、フコイダンにあると考えられてきました。しかし、その後の研究の結果、フコイダンにあるのは免疫調整作用・血流改善作用であり、がん細胞の増殖抑制等は、フコイダンに微量に混入していたマグジサリシレートR による作用であることが確認されたものです。
マグジサリシレートR は、シクロオキシゲナーゼ(COX)-1と2の阻害活性があります。動物実験では、COX-2発現により腫瘍増殖の亢進があり、特に、COX-2の高発現が大腸がんやその転移でみられています。さらに、COX-2経路阻害により発がん抑制が確認されています。
シクロオキシゲナーゼ (Cyclooxygenase) はアラキドン酸をプロスタノイドと呼ばれる生理活性物質の一群に代謝する過程に関与する酵素で1、2、3の3種類存在します。
マグジサリシレートR は、シクロオキシゲナーゼ(COX)-1と2の阻害活性があることから、免疫細胞のNKとLAK細胞を活性化し、がん細胞の増殖抑制、がん細胞の転移抑制、新生血管の抑制作用がある成分といわれています。
なお、マグジサリシレートR は、ハイドロックス株式会社の商標登録製品です。
マグジサリシレートR 最新一覧 By 楽天
タグ:マグジサリシレートR